ひとつで3役「CRAZY CREEK Hex2.0」
2014/09/03
以前の記事で「これ買う」って宣言したので有言実行。
チェアとマットの2役+1の3役こなしてくれましたぞ。
マット兼用のチェアといえばこれ
CRAZY CREEK Hex2.0 オリジナルチェア
この手のチェア、いろんなメーカーが同じタイプの製品を出しているが、そこはやはり定番の「CRAZY CREEK」しかないでしょう。
同じCRAZY CREEKでも、様々なタイプがあるが、コンパクト性などトータルバランスで考えると、HEX2.0に軍配があがる。
基本は椅子。でもって補助的なマット。という使い方を想定しているので、座面が長いロングタイプではなく標準タイプにした。
寄りかかってくつろげる
山でこれが出来るって贅沢だと思う
7月の連休に南アルプスに行く計画を立てていたので、ここに合わせて購入。
無事、お山デビューと相成りました。
今回の山行では、終日雨模様だったこともあって、テン場についたあとは、テントの中に閉じこもるしかない状況だったのだけど、こいつのおかげで、あぐらかいて猫背なスタイルから開放され、大いにくつろぐことが出来た。
改めて、座ってみた感じをご紹介。
リクライニング機能なんてものはないので、背にもたれてると膝が上がる。これが実にいい感じ。
テン場で設営して、食事が終わった後、沈む夕日を眺めながら、本を読みながら、ぼけら〜っと過ごすのである。
雪がない季節は、必ず持ってくことに決めた。
マットとしては正直頼りない
広げるとこんな感じ。
椅子としての強度を重視しての設計と思われるが、マットの厚さもあまりなく、全体的に硬い印象。
なので、これを就寝マットとして使う気には、正直ならない。
そもそも、就寝用のマットとしては、イナーティアを使うので問題なし。イナーティアで補えない太ももから足先にかけてを補うためにこのまま敷くか、2つ折りして足元に敷いてみると、ばっちり。
無雪期のスリーピングシステム完成。
折りたたむとこんな感じ。
大型ザックのポケットには余裕で入る。
ただし、素材が防水ではないので、本格的に濡れる状態にしておくのは避けたいところ。ザックの中に入れてパッキングするのが良いかと思われる。
折りたたんだ状態で固定できるベルトがついてるんだけど、邪魔だから切り落とした。
背面には、結構しっかりしたフレーム(骨)が両脇に入っている。
このフレームのお陰で、背に持たれても椅子として機能するのだろうね。
フレームがあるんだから
もっと便利に使えるはずっ
フレームがあるんだから、ザックの背面パッドに使うとよさげ!
というわけで、OMM Villainに装着してみた。
OMM Villainにはそもそもフレームが内蔵されたウレタンパッドが入っているので、それを取り外す。
ウレタンパッドが入っていたポケットにはホーサーを入れて
2つ折りにしたHEX2.0を入れて完成。
HEX2.0をザックの底の方に押し込みすぎると、パッドの位置が腰のあたりにくるためNG。少し荷物を入れてからHEX2.0を入れたほうが位置は安定した。
トレッキング中の休憩にHEX2.0を使う場合、引っ張りだすのに少し難儀するし、それをしまうときがちとめんどくさいのは事実だが、用途別にマットを持っていくなんてことをするより全然効率的。
パッドとしても、OMMのウレタンパッドよりも肉厚で、生地もフレームも硬いため、登山ザックに近い背負い心地が得られる。
快適なテント向けのアイテムを探してたはずなのに、思わぬ利点も発見して得した気分。いい買い物した。
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