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焚き火と炭火とユニフレームと。

      2015/03/08

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焚き火グッズ。気がつけばユニフレームのものばかり。という話。

キャンプといえば焚き火
焚き火台はオートキャンプのマストアイテム

キャンプの場所や季節に関わらず、絶対持っていくものといえば「焚き火台」。
夜ともなれば、BBQはしなくても火を炊く。
最近では、10歳になる長女がカマド番長。勝手に、落ち葉や枝を拾って火を炊いている我が家である。

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そんな焚き火台であるが、これまでキャンプ場で見かけるのは、ダントツでSnowpeak製だった。

これ、確かにかっこいいんだけど、見かけによらずどえらい重い
別にオートキャンプだから良くね?なんて言えない重さ。炭床プレートとか色々オプションが必要になるという沼仕様はいいとして、ほいほい付けざるを得ないオプションの重量も相まって、相当重くなる代物。
そもそもの価格もそれなりにするし、沼仕様のお陰で、2〜3万コースとなってしまう曲者。

スタイルを追求したいなら最近では、海外製のものなど色々目にするようになってきたので、わざわざスノピぢゃなくてもいいよね。なんて思う次第。

MONORAL WireFlame

image from Official Site

これ、ちょ〜ほしい。が、高くて手が出ません(泣。
煮炊きするなら専用のゴトクキットが要るし、しょっちゅう使うこと考えると、底は金属網のほうが良くね?とかやってると3万円弱になっちゃうやんけ。


Picogrill 398

こちらは、スイス製の「Picogrill 398
う〜ん、イカす。コンパクトで軽いのもいい。けど、ダッチオーブン載せられるかな?

火遊びグッズ盛りだくさんのユニフレーム

妄想はこれくらいにして、現実を見てみると、我が家の焚き火台はユニフレーム製。理由はただひとつ。値段です。はい。

ユニフレーム・ファイアグリル

安いからダメなのか。っちゅうとそんなことない。
ロストルから網まで付いて、この価格。なのに燃焼性はかなりいい。
さすがに安いだけあって、素材はペコペコ。ちょっと力を入れるとすぐ曲がる。繰り返し使ってると熱で歪む。
が、しか〜し。ペコペコだがらすぐ治る。よって耐久性もばっちり。
くれぐれもBBQ後の油汚れはしっかり落としておきましょうね。

で、このファイアグリル、2〜3年前までマイノリティな感があったんだけど、近頃よく見かけるようになってきた。
特に若者が多く使ってる印象。
末永くお使い頂くためにも、標準のロストルはやめて、ヘビーロストルをお使いになることをおすすめしやす。

ユニフレーム・ネイチャーストーブ

お次は、好きな人は必ず持ってる名品「ネイチャーストーブ」。
こんなものをまともに作ってる国産メーカーはユニフレームくらいじゃなかろうか(ガレージメーカー除く)。

そう。近い将来、年頃になった娘たちからも「キャンプうざい」とか、「パパ臭い。キモい」とか蔑まれ、たったひとりでキャンプ場に佇むことになった時、こいつだけは僕の心にも温かい焰を灯してくれるであろう。
なんて、考えただけでも涙ぐんでしまうシチュエーションは、もう少し未来にお預けするとして、こいつは年中活躍する万能役者なのである。

火遊びグッズなんてとんでもない
年中大活躍のマルチ・ファイヤーストーブ

image from official site

個人的に大絶賛のネイチャーストーブなんだが、実は昨年モデルチェンジした。
私が所有している旧式と比較すると、素材が厚く(その分重く)なり、専用のゴトクがガスレンジのようになった。

旧式と比較すると違いがはっきりする。
旧式のゴトクは薄板をクロスさせて使用するもので、組み立てが面倒かつ不安定。

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というわけで、これまで純正のゴトクは一回も使ったことはなく、見ての通りピカピカで新品のよう。
もっぱら100円ショップで購入したBBQ用の小さい網で代用していたわけだが、職場近くのL-Breath・御茶ノ水店にふらっと寄ったら、見慣れぬゴトクが載ったネイチャーストーブを発見。

あの〜このゴトクだけって買えるんっすか?

って聞いてみたら、取り寄せてくれた!
価格は2,100円(税込)。ナイスL-Breath。GJ!

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すっかり色が変わっちゃったけど、新品は綺麗なシルバーでした。
旧式のペコペコボティーよりは遥かに丈夫に作られていて、質感はかなり重厚。
新旧ともにボディサイズは同じなので、何の問題もなく、ビルトイン。

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改めて見ると、すっかり使い込んだその雄姿はメーターのよう。

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ネイチャーストーブの素晴らしさは、メッシュ時の床面が作り出す煙突効果による燃焼効率にある。
この床面から空気を取り込むので、ガンガン燃える。ガンガン燃えるので炭の下準備にも使えてチャコスタ要らず。
炭を入れても問題ない耐火性能。冬場のキャンプでは、炭を入れてミニ暖炉に。
このミニ暖炉のお陰でメッシュエッグ内部は常夏。すっかり武井くんを持っていくことが減った。

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暖炉をテント(スクリーンタープ)の中に入れるので、もちろん換気には十分注意することは言うまでもないが、更に重要なのは炭のセレクト。安物のBBQ用木炭はとてつもなく煙くなるし、すぐ燃えてしまう。

おすすめはオガ備長炭。略してオガ炭。
オガ炭は、オガ屑を固めて炭にした物で、炭火焼肉屋なんかでも使われている炭。特徴は、煙が少なく、長時間燃焼し、燃えカスは綺麗な白灰になる。ただし着火が難しく時間がかかる。
テントの外で、ネイチャーストーブ内に敷き詰めたオガ炭にしっかりと火を入れ、着火の時に出る白い煙が収まってきたらテント内に移動。
酒の肴をちょいちょい炙ったりしながらヌクヌクとやるのである。さいこ〜である。

そんなわけで、ネイチャーストーブにメロメロな私。
焚き火台にかぎらず、焚き火を存分に楽しむための色んなグッズを提供してくれるユニフレームに感謝なのである。

 -フィールドギア, ,

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  Comment

  1. くま より:

    新型ネイチャーストーブの五徳 単品購入出来る情報
    ありがとうございました。 当方も旧タイプ 新型五徳
    いいなぁと思っていたので早速手に入れてみます。

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