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価格、重量ともにバランス良し「Black Diamond Trail Compact」

      2014/10/23

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トレッキングポールを新調の巻。

正月に紛失
モノポールでは済まないので購入

トレッキングポールは、ずっとモンベルの「アルパイン カーボンポール」を使ってた。

トレッキングポールは、最初に買った山道具の1つといっても良いわけだが、この製品とにかく軽く、ペアで400gを切る。
実はショートサイズでレディース用(あとで知った)。
最長で120cmしか伸びないが必要十分。身長171cmの僕は、110〜115cmあたりの長さで使ってた。

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これを手にとったら他のものが全て重く感じて衝動買い。かれこれ4年、ずっと愛用してたのだが、正月の八ヶ岳で1本紛失。
トレッキングポールだけはモノポールというわけにいかず、やはり2本ペアで使いたい。
普通にいくと、なくした分を1本買い足すということになるわけだが、1本で7,000円を超える価格と、ちょっとした不満があって、この際、別なポールを購入。

不満はバスケットから石突までの長さ
オールインワンでお得な逸品をゲット

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色々迷って結局購入に至ったのは、Black Diamondの「トレイルコンパクト」。
アルミ製で重量532g。スノーバスケット付きのオールインワンモデル。

モンベルの「アルパイン カーボンポール」は、もともと冬での利用を想定していないのか、バスケットから石突きまでの長さが短い
昨年の年末、八ヶ岳は新雪だったせいか、雪質がフカフカで、歩いていても地面に刺さってる感じがしない。トレースがしっかりしている道なら不満は無いのだが、ラッセル気味の道ではなんとなく不安定で、結果的にピッケルを使う場面の方が多かった。

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収納サイズで比べると、「トレイルコンパクト」が、59cmで3cmほど長く、長さの差はバスケットから石突きまでの長さであることがわかる。

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さらにハンドル部。
カーボンポールはシンプルな形状。レディースモデルということもあって小柄な感じ。

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一方、トレイルコンパクトは、ごっつい。ベルトループもかなりしっかりしている。重さの違いは、このハンドル部が主な原因という印象。
ちょっと短く持ちたいときは、ハンドルの下部を握れるという仕様。

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最大の違いは、長さ調節の機構。
カーボンポールは、ポール自身をくるくる回して開け閉め(テレスコピック・システム)。軽い力でしっかりと固定できるのだが、頻繁に長さを変えようとするとちょっと煩わしい。冬のように厚手のグローブを嵌めてる時などは特に。

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トレイルコンパクトは、大きいクリップのような部品があり、これをバチンと締めると固定される(フリックロック・システム)。

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一見簡単に調節できるようだが、これがちょっと曲者。クリップが留めてあるネジを使って、ロックの硬さ(強さ)が調節できるようになっているのだが、ネジを締めすぎるとロックする時もきつくなり結構力がいる。逆に緩めると、ロック自体が不十分となり、ポールに荷重がかかった時に短くなってしまう。
実際の山行までにしっかり調節しておきたい。

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細かい違いはあれど、この価格でこの重量、しかもスノーバスケット付きというパッケージは秀逸。
季節を問わず常に持ち運ぶ相棒として、大切に使っていきたいと思う次第。

Black Diamond Trail Compact

 -フィールドギア,

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